とても寛大な?相手方

ウチが通っている事業所では、「ハーネス」という部品を組み立てている。

K谷は左手が不自由なので、ほぼそれしかできない。しかも、リード線を1本差す
だけ。本来ならリード線3本差して、ロックという部品を取り付けるのだが。
お膳立てと後処理するのは他の利用者。

ま、それは置いといて、K谷のやったハーネスの出来ばえがひどいのだ。1ミリ弱の
太さのリード線が激しく曲がっている。それだけ曲げるには相当の力がいるはず
なんだが。あまりにひどいので(100本中5~6本)、スタッフに言ったら、
「うん、相手方からは何も言ってこないので、そのままにしてある。」だって。
マジかい。で、「スタッフでチェックしているから。」だって。いいのか、それで。
リード線が曲がると、他のリード線よりも若干長さが短くなるのだが。使えるのか?
それ。

ひょっとして、相手方と事業所の責任者とで話がついているとか。上では話が
ついていても、現場はどうなんだろうか。もしかしたら、「これ使えねー。」って
言って、はじいているんじゃないだろうかと思ってしまう。

そんなK谷であっても、事業所にとっては補助金を持ってきてくれる「金づる」
だから、追い出すわけにもいかないし。

相手方の現場の人がかわいそうだと思う、今日この頃である。

最近は、ちょっと複雑な作業は利用者Hさんとかウチに回ってきて、できない人は
ハーネスに回されているような状態である。たまには気分転換にハーネスやりたい
なあ。